学校・学年・学級だより

学校・学年・学級だより

【全校】平成30年度 2学期終業式


本日をもって平成30年度2学期が無事に終わりました。

校長先生のお話をしっかりと聞き、児童代表の言葉では1年生が2学期の振り返りを立派に発表することができました。


終業式の後は、緑と清流ポスターの表彰と緑のまち作文の表彰で多くの5・6年生が賞をいただくことができました。表彰されたみなさん、おめでとうございます。

表彰の後は、演劇クラブ部員による冬休みの過ごし方についての劇がありました。
 
お年玉の使い方とSNSトラブルについて気を付けよう!と呼びかけていました。

いよいよ明日から13日間の冬休みが始まります!
事故や怪我等には十分に気を付けて、充実した毎日にしてください。
1月8日(火)に子供たちが元気に登校してくるのを楽しみに待っています♪

【せせらぎ】12月吃音グループ学習

 12月3日(月)の吃音グループ学習は、ゲストティーチャーとして「大学生のお兄さん」と「社会人になられたお子さんをもつ保護者の方」お二人に来ていただきました。
   大学生の方はご自身が吃音をもち、保護者の方は吃音をもつお子さんをを育てられた方、それぞれの立場から子供たちや保護者の方々にお話をしてくださいました。
 
・子供たちは、大学生のお兄さんとの自己紹介を終えた後、

「変化じゃんけん」「木の中のリス」のゲームで盛り上がり、お互いの緊張はすっかりほぐれました。


 その後、大学生のお兄さんとのお話。ご自身の小・中・高時代の経験や現在のこと、11月のグループ学習で用意し ていた子供たちからの質問にも答えてくださり、みんな真剣に聞いていました。
 
 「初めて吃音に悩んでいる大人に会って吃音に興味をもった。」「大人になって吃音が治らなくても頑張ろうと思った。」「吃音を真似した人ともあとでお友達になったのは、すごいと思った。」など、子供たちは思ったことをワークシートに書いて発表し、お互いの感想を共有しました。

 
 保護者の方々は別室で先輩の保護者の方のお話を伺ったり、質問をしたりしました。
先輩の保護者の方は、
①本人の意思尊重(クラスで吃音のことを話すか、先生には伝えるかなど)
②親は無力(子供は、本を読んだり、「ことばの教室」や「吃音のつどい⦅言友会⦆で相談にのってもらったり、学んだりすることで育っていったと感じている)
③覚悟を決める(理想像に子供をあてはめようとしていることに気付いた)
の三つのポイントで、ご自分の子育てについて振り返りながらお話してくださいました。


 子供も保護者の方も、それぞれがいろいろな気持ちを抱き感じた時間になりました。

【せせらぎ】12月きこえグループ学習

 12月6日(木)に、きこえグループ学習を行いました。今回はゲストティーチャーとして、立川ろう学校の英語科の先生に来ていただきました。先生はご自身も難聴のある方で、手話通訳として同じく立川ろう学校の先生にも来ていただきました。
 子供たちからの質問は、手話通訳で先生に伝え、その返事は先生ご自身の言葉で話されました。子供たちが聞き取りやすいように、コミューン(高音を聞きやすくするスピーカー)も使用しました。

 

 最初に、お互いに自己紹介をしました。
 次に緊張をほぐすために、ジェスチャーゲームをしました。ジェスチャーでは、何のスポーツか当てるクイズでした。
 子供たちに手話のことを分かりやすく伝えるために、手話はジェスチャーに似ている話をしていらっしゃいました。立川ろう学校でも、手話が授業で大変役に立っていることを教えていただきました。
 

 子供たちからは、英語の学習について質問が集中しました。「耳が聞こえにくいのに、英語の発音をどうやって勉強したんですか。」「英検は何級をもっていますか。」などです。
 先生からは、「自分は聞こえないけれど、できること(特に英語の読み書き)をすごく頑張った。」「自分の英語の発音が正しいかどうかを、放課後に先生に何度も確かめに行く努力をした。」「そして英語が得意になって、英語の授業が多い高校を受験した。」「得意なこと・苦手なことは誰にでもある。それは、きこえには関係ない。」ことなどを、熱い思いで語っていただきました。

 

 子供たちがグループ遊びをしている間、別室で保護者の方からの相談コーナーを設けました。
 保護者の方からは、英語の話題が多かったのですが、先生からは、子供に家族が心を寄り添って一緒に問題を解決していく姿勢の大切さを教えていただきました。



 最後に、6年生の2名から「お礼の言葉」を伝えました。
子供たち、保護者、通級指導を行う教員にとって、勉強になっただけでなく、もっと大切なものを受け取る機会になりました。

 

【せせらぎ】11月きこえグループ学習

 11月20日(火)にきこえグループ学習をしました。
 内容は先月の話し合いで決まった「ビー玉迷路」と「キャップで作るスタンプ」です。「ビー玉迷路」で使う空箱や割り箸などの材料を持ち寄りました。
 最初に当番の児童が、今日の手順や作り方の説明をしました。

 

 好きな箱を選んで、それぞれ割り箸を糊付けしていきました。

   


 自分のイメージを膨らませて、いろいろな「割り箸迷路」が出来上がりました。初めて作る子も多く、ビー玉がうまく動くか確かめながら、割り箸を糊付けしていきました。中には立体的にビー玉が動くものや、塔がそびえ立っているものなど、短時間で素敵なアイデアを披露してくれました。
 

  

同時に、「キャップで作るスタンプ」も行いました。
最後まで、仲良く相談したり、工夫を凝らしたりしながら完成させることができました。
   

【全学年】展覧会

 11月16日・17日は展覧会でした。子供たちが展覧会に向けて作った個性あふれる作品を、多くの保護者、地域の方々に鑑賞していただきました。


入口は1年生の共同制作でした。


 1年生は、自分の変顔を描き上げた「にらめっこ」と、マーブリングという技法を使った「さいた!さいた!ゆめの花」の平面作品と、紙粘土に様々な飾りをつけて命を吹きこんだ「新種発見!ふしぎな生き物大集合」の立体作品でした。


 2年生は、木で遊んでいる自分や友達を表現した平面作品「木とあそぼう♪」と、粘土と絵具を使って自分好みのパフェを創った立体作品「わっ!パフェ!!」でした。


 3年生は、平成の風神雷神を描いた平面作品「ぼくのわたしの風神雷神図」と、
プラダンをはさみやカッターで切ってお城を作り、その中にライトを入れた立体作品「光の城」でした。


 4年生は、彫刻刀を使い木版画に挑戦した平面作品「ほって すって 見つけて」と、角材とスティック棒を使って自由にポーズを作った立体作品「切って トントン つないで」でした。



 5年生は、自分を見つめて描いた「なりきり自画像」、紙を金属のようにして魚を表現した「メカ・魚」の平面作品、電動糸のこぎりを使って作った「色づくりパズル」、粘土を使って古い樹木の灯篭を表現した「妖精たちの住む古樹」の立体作品でした。


 6年生は、自分の愛着のあるものと座右の銘をかいた「座右の名画」、身近な窓から見える風景が日常とは違うも風景だったら?を描いた「窓から見える〇〇」の平面作品、名前を基にデザインしてアルファベットの箱を作った「マイ・ネームBOX」、未来の自分を想像して立体に表した「未来のわたし」の立体作品でした。


写真クラブとまんがクラブの作品も並びました。

 子供たちは展覧会に向けて、想像力を膨らませながら、一つ一つの作品を丁寧に仕上げることができました。また、学年ごとに共同制作を行い、友達と協力しながら一つのものを作る楽しさを感じることができました。作品を大切に扱う心、作り出すことの喜びを感じられた展覧会になったのではないかと思います。
多くの保護者や地域の方々のご来場、ありがとうございました。