学校・学年・学級だより

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【5年生】収穫祭~いなほの学習を通して~

先日の学校公開では、多くの保護者の方々にお越しいただき、ありがとうございました。
また、1月28日の収穫祭でも、たくさんの方々にお手伝いいただき、ありがとうございました。

《収穫祭》
いなほの学習「ぼくたち わたしたちのまち 豊田」では、
5月から『代掻き』や『田植え』、
7月には『案山子作り』や『水草取り』、
稲はすくすくと生長し、
10月には『稲刈り』『天日干し』『脱穀』と米作りを体験することができました。

地域の方々やJAの方の力を借りて、丹精込めて作ったお米です。
今年は、12,8kgを収穫することができました。

そのお米の収穫を祝って、また、収穫までお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えるために、収穫祭を開きました。

~はじめの会~
  
今日という日が迎えられた背景には、多くの方々の協力があることを改めて確認しました。
餅つきや手返し等お手伝い下さる方々から、餅つきのやり方を教えてもらいました。

子供たちは、コツをしっかりと聞いて、おいしいお餅をつく意欲を高めていました。


~いざ、餅つきタイム!~
一人一人が、杵をしっかり握って、臼の中の餅をめがけて、振り下ろします。
  
『ペタッ!ペタッ!』
一人一人、おいしいお餅になるように心を込めてつきました!

~実食~
  
保護者の方々に味付けをしてもらったお餅を、友達と一緒に口いっぱいに頬張っていました。
「もちもち伸びて、おいしいです!」
「本当にお餅になって驚きました!」
「自分でおろした大根で味付けしたお餅が最高です!」
大満足の子供たちでした!

~終わりの会~

収穫祭を成功に導いてくださった地域の方々やJAの方々、保護者の方々に感謝の気持ちを表しました。

当日までの準備や早朝からの準備、収穫祭の運営のご協力と、地域の方々や保護者の方々には大変お世話になりました。子供たちも、改めて自分たちが支えられて活動できていることを実感していました。

この気持ちや学びを無駄にせず、子供たちの中に積み重ねていくために、
これから収穫祭での学びや、米作りを通した学びを、レポート等でまとめていきます。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

【3年生】おせんべい焼けたかな


本日で3日間の学校公開が終了しました。
寒い中、またお忙しい中、ご来校いただきましてありがとうございました。

1月27(金)・28日(土)に3年生は七輪体験を行いました。
先週は昔の道具に触れて、今回は昔の道具を実際に使ってみました。

事前に火のつけ方は学習していましたが、いざ実際につけるとなるとなかなか難しかったようです。
  
「新聞が足りないんだよ!」 「炭!炭を用意しなきゃ!」など
たくさんのことを考え、話し合いながら一生懸命火をつけていました。

しばらくすると煙がおさまり、おせんべいが焼ける状態になりました。
煙の臭いからおせんべいの香ばしい香りへと変わっていき、出来上がったところからおせんべいの実食です!
  
みんな「おいしい!」と言いながら、バリバリといい音をたてて食べていました。
自分の手で焼いたおせんべいは、市販のおせんべいより何倍もおいしかったようでした。


めったにできない七輪体験を通して、昔の人たちはこんなに大変な思いをして火をつけ、料理をしたり、暖をとったりしていたことが体感できたのではないかと思います。
子供たちのサポートをしてくださった保護者の皆様ありがとうございました。

【6年生】学校公開2日目と茶道教室

 学校公開2日目。本日も大勢の保護者の方々、地域の方々にご来校いただき、誠にありがとうございました。6年生は昨日、今日と、講師の先生をお招きして『茶道教室』を行いました。日本の伝統文化を学ぶ、良い機会になりました。


1組は理科の時間に、『電気の性質』について学習していました。手回し発電機を使った実験をしていました。


3組は社会科の時間に『日本とつながりのある深い国々』を学習していました。自分で調べたい国を決めて、ノートにまとめていました。


茶道教室では講師の先生方に、礼儀作法から教えていただきました。


講師の先生「ここに扇子を置いて、お辞儀をします」
子供たち「よく見ていないと、後で大変だ!」


講師の先生「この掛け軸にもおじぎをします」
子供たち「ここでも、お辞儀だぞ。忘れないように!」


講師の先生「もっと早く回しなさい!泡をたてるのよ!」
子供たち「あ、足がしびれて・・・」

 担任も体験しましたが、とても勉強になりました。日本の良い文化を知るとても素晴らしい体験でした。講師の先生方、ありがとうございました。(HP担当)

【6年生】学校公開の様子

 3学期の学校公開初日です。そして、子供たちにとっては小学校生活最後の学校公開です。青春(思春期)真っ只中の6年生。授業中に手を挙げて発言する人数が減ってきましたが、静かに自分なりの考えをもっているはずです。いや、もっています!


1組は算数の授業で、『量と単位』を学習していました。


2組は音楽で、卒業式に向けて歌の練習をしていました。


3組は『茶道教室』を行い、日本の伝統文化について学ぶことができました。

 あと2日間、ぜひ子供たちの様子を見に来てください。お待ちしています。(HP担当)

先輩の体験を聞いてみよう!

きこえグループ学習 平成29年1月24日(火)

この日のきこえグループは、難聴のある大学生を招いて、ご自身の小学校・中学校での体験や大学生活についてお話をうかがいました。

 


「耳が聞こえないことを先生や友達に言うのは、とてもドキドキしたし、恥ずかしかった。
けれど、自分のことを分かってもらえて、勇気を出して言ってよかった!」

「授業中、先生の言うことが聞こえなかったら、『先生、聞こえなかったよ。』『分からなかった。』『もう一回言ってください。』と言っていた。言える方がかっこいいよ、と母親に言われて、そうだな、と思っていた。」

 

 「中学校では、教科によって先生が違っていたので、一人一人に耳が聞こえないことを伝えるのは、勇気が必要だったけど、最初の授業の時に言ってよかった。」

「先生は『分かりました!一緒にがんばろう!』と優しく言ってくれた。

 

「英語は聞こえなくて大変だったけど、英文を読んだり、書いたりすることをがんばった。」

(センター試験は、診断書などの書類を揃え、英語のリスニングテストは免除してもらったそうです。)


最後に「大変な時もあるけど、頑張ろうね!」のメッセージをいただきました。

その後、子供たちが交流ゲームをしている間、別室で保護者からの質問に答えていただきました。

Q:中学校を選択した際に何を重視したのですか?
Q:難聴に理解のある学校をどのように知ったのですか?
などの質問が出されました。
A:情報は難聴児をもつママ友から、学校は実際に問い合わせた時の反応や具体的な対応、他に難聴生が在籍している場合はどのような支援をしているのか、などを総合的に判断して決めました。

 その他、補聴器を着けていると、じろじろと見られるなど嫌な体験もするけれど、自分が必要な情報は自分から求めていかなくてはならないことを教えていただきました。

  話を聞いた高学年の通級児童の中には、自分の耳が聞こえないことを先生や友達に勇気をもって伝えた先輩の生き方に、感動し拍手を送る一場面がありました。貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。