学校・学年・学級だより

学校・学年・学級だより

たずねびと(5年)

5年生の子供たちは、国語の授業で、朽木祥さんの作品である「たずねびと」を読み進めています。作者である朽木さん本人が被爆2世であるようす。この「たずねびと」は物語文ですが、かなり事実であるかのように書かれている作品です。

原爆供養塔、原爆資料館、納骨名簿など、5年生の子供たちにとって、聞きなれない言葉がたくさん出てきます。物語を深く読んでいくために、原爆供養塔納骨名簿の実物を5年生の子供たちに見せてみました。この中に同姓同名の名前があったら、自分だったらどうするか・・・と、主人公の綾と自分とを比べながら読みを進めています。

作者は、このお話を通してどんなメッセージを伝えたいのか、今後、みんなで読み深めていきます。

子供短歌コンクール(6年)

6年生の子供たちは、1学期に講師を招いて開催した「短歌教室」で、短歌を学習しました。(そのときの様子は、こちらへ。)その学びを生かして、コンクールに提出する短歌を作りに挑戦しました。

日光移動教室中に短歌を作ったので、そのときの短歌を引用する子がいれば、夏休みの思い出を想起しながら作る子もいます。一人一人が、思い思いに工夫を凝らしながら作成しています。 

【外国語科】What did you do in your summer vacation? ~夏休みの思い出~(6年)

6年生の外国語科では、現在「過去の表現」を学習しています。夏休みに行った場所や見た物、食べた物やその感想について

 I  went  to~.

 I  saw~.

 I  ate~.  

 It  was~.

という表現を使って表現します。

 以前は中学校で学習していた過去形の表現が、4年前から6年生の学習範囲となりました。小学校で学習する単語は限られていますが、「まずはたくさん聞いて、言ってみる。間違ってもOK! 言ってみる。」ことをモットーに、子供たちも積極的に友達と英語でのやり取りを楽しんでいました。

読み聞かせ(2年)

4校時に図書室に行ってみると、2年生の子供たちが学習をしていました。どうやら、図書主任の先生や図書館司書から、読み聞かせをしてもらっているようです。この写真は、図書主任の先生が「ひとつめのくに」というちょっぴり怖いお話を子供たちに読み聞かせしている様子を撮影したものです。

この写真は、図書館司書が「ごんたのおつかい」というお話を読み聞かせしている様子を撮影したものです。おつかいにいったごんたが、「おあげください」というところを、「おばけください」と間違えてしまいました。そんな内容の話を、2年生の子供たちは、興味深く聞いていました。

最後のお話は、スペインの昔話「ゆびわ」です。図書館司書と図書主任の先生が協力し合って、朗読をしていました。想像力を膨らませるために、敢えて絵本を提示せずに、話をしました。子供たち一人一人、それぞれのの頭の中に、スペインの情景が広がったことでしょう。

2年生の子供たちが、本に関心をもち、図書室をもっと活用してくれるとうれしく思います。

室町文化と力をつける人々(6年)

6年生の子供たちは、現在、社会科の学習で「室町文化」について学んでいます。生け花や茶道、水墨画など、現代にも受け継がれている文化が数多くある室町文化。6年生の子供たちは、教科書、資料集、インターネットなどを用いて自分たちが掲げたテーマに沿って調べています。

 今日(9月18日)、6年生のある学級で、調べたことを全体の前で発表する活動を行いました。

単元の終末には、どのようにして文化が大衆に広まっていったのか、平安時代の文化と比較しながら考えていきます。今となっては身近に感じる文化を室町時代の人々の生活から考え、これからも受け継いでいこうとする思いをもってもらえたらと思います。