日野市立豊田小学校
Hino City Toyoda Elemntary School
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日野市立豊田小学校
Hino City Toyoda Elemntary School
11月6日は晴天の中、校庭で全校朝会を行いました。
【校長講話】「基礎的な学習と探究的な学習」
■先週の児童朝礼にて、
「第二校庭のやくそく」が発表され、その日を皮切りに、第二校庭を使えることについて話題になりました。これかも、みんなでこのルールを守りながら、楽しく第二校庭を使ってほしいと思います。
その第二校庭ですが、皆さんも見ての通り、池のようにお水が溜まっているところがあります。何故こんなところに水を貯めているのかな?何か意味があるのかな?と思っていた人もいるかと思いますが、まだ基礎工事を終えただけの状態なので、ただお水が溜まっているだけに見えるのですね。
ここは将来、【ビオトープ】へと時間を掛け、研究をしながら、進化していく場所なのです。
◆そもそも、ビオトープとは、どういう場所のことを言うのか?
◆この水辺に合う植物は、どのような種類のものなのだろうか?
◆これからどのように整備していけば鳥や蝶、虫や魚などが住めるような環境になるのだろうか?
これらの疑問に対して、本やインターネットで調べたり、日野市役所の専門家の方に教えていただいたりして次々に調べながら答えを見付けていく。こういうタイプの学習を、【探究的学習】と言います。
この、ビオトープでの研究については、来年の1月から、4年生が総合的な学習の時間で行う計画とのことですが、その他の学年の人も、進んで学習するのもよいと思います。
そしてこの【探究的な学習】は、日頃皆さんが学習している漢字や計算、生活科・理科、社会科などでの知識がベースになってできるということ。例えばインターネットで調べたくても、十分に漢字が読めなければ、何が書いているかわからないわけですね。このように、【基礎的な学習】と【探究的な学習】とは、そのどちらもが大事、ということです。
【表彰】
・第17回ひのっこシェフコンテスト 入賞者の表彰
・日野市民大会ミニバスケットボール 成績上位の表彰
コロナ禍が明け、今年度からゲーム集会も全校が一斉に集まって行えるようになりました。
この日は、集会委員会が企画した「じゃんけんゲーム」です。朝礼台にのぼった代表児童とじゃんけんをし、負けたらその場で座るという勝ち抜き戦です。
子供たちは勝敗に一喜一憂しながら笑顔で参加し、勝ち残った数名には、集会委員会から賞状をもらうことができました。
1年生から6年生まで、誰もが楽しめるゲーム集会を考え、盛り上げてくれた集会委員会の児童の皆さん、ありがとうございました!
6年生は、昨日10月31日に社会科見学を行いました。今回は、昭和館と国会議事堂の見学をしました。
昭和館では、第2次世界大戦前後の日本の生活の様子について知る展示や、井戸水を汲むバーチャル体験もでき、子供たちは当時の生活の様子を真剣に見学していました。
国会議事堂は、より緊張感をもって見学し、議場や初代首相の銅像等を実際に見ることができ、ここが国の様々なことが決める場であり、中枢機関であることを感じ取っていました。
今回の見学をとおし感じたことを、今後の生活も生かしていってほしいと思います。
本日の5,6校時に、今年復活した第二校庭で育てた稲の脱穀作業を行いました。
稲作活動には地域の支援者の方々、JAの方にご指導をいただきなながら、この日を迎えることができました。
子供たちは脱穀作業を体験しながら、「脱穀機の中が籾が飛んでくる!」「楽しい!」「(支援者の方に褒めてもらい)うれしい」などの声が行き交っていました。最後には周りに飛び散っていた籾を一粒一粒集め、一粒のありがたさを感じているようでした。
今年収穫できたお米の量は5Kgほどでしたが、コロナ禍が明け、第二校庭の水田復活元年として、今後の豊田小の稲作体験学習が充実していく第一歩となりました。
全校朝会で、代表委員会より第二校庭の使い方のきまりが発表されました。
これまで第二校庭は、子供たちだけで入ることはできず、必ず大人が一緒にいることで第二校庭の活動が可能でした。第二校庭は、地域の方が豊田小の子供たちのために、長年にかけ整備してくださっている大切な場所です。そういった場所に子供たちだけで楽しく活動できる場にしてほしいと、去る5月29日の全校朝会にて校長先生から話を受けました。
今回、その校長先生からの話を実現しようと、半年をかけ代表委員で話し合い、今回の発表につながりました。
きまりは次のとおりです。
①畑や田んぼ、ビオトープには入らないようにしよう。
②育てているものに触ったり、採ったりしないようにしよう。
③第二校庭にあるものを勝手に移動したり、持ち出したりしないようにしよう。
④危ない行動はしない。
⑤割り振られた時間を守って利用しよう。
これからのきまりを全校で確認し、今日から子供たちだけでの第二校庭の遊び、活動が可能になりました。そしてさらに第二校庭を大切にし、子供たちの活動の場、学びの場にしていきたいと思います。